夜のひとりごと

26歳平凡女性の日常をつらつらと。

同期と同志と春の歌

こんばんは。

よあけるなです。

 

先日、大学時代のサークルの同期と会いました。

 

私は大学時代、マンドリンサークルに所属していました。

担当パートはマンドラ。

中低音の楽器なので、伴奏や裏メロ、たまにメロディを弾いたり、とにかく多彩なパートです。

高音パートと低音パートの温度感や空気感を読みつつ立ち回る役割もあり、オケの裏ボス的な役割を担っている気がして、自分でもマンドラパートが気に入っています笑

(ちなみに、よあけは今でも社会人団体の演奏会に出演したりしています。)

 

で、先日会った同期は、それぞれマンドリン(高音。主にメロディパート、以下T)とギターパート(主に伴奏。以下M)の2人。

 

弾いた曲は、スピッツの「春の歌」。

きっかけは何だったかしらん。

たしか、私とTが会ったときに、どちらからともなく「春の歌弾いてみたいね」という話になり。

「せっかくだからMも誘ってみよう」となって、私がMと顔を合わせた時にさらっと「春の歌弾かない?」と言うと、Mは快く「弾きたい!」と言ってくれた。

 

同期たちとは不思議なもので、大学1年~今まで、およそ8年ほども関係が続いている。

何となく空気感が合うというか、とにかく一緒に居て苦ではない。

大きな喧嘩もしたことがない。

お互いがお互いのことを、「友達」ではなく、「同期」と呼ぶ。

私もそうだ。TやMを誰かに紹介する時、決まって「友達のT」ではなく、「同期のT」と言う。

 

「友達」と「同期」はやはり違う。

「友達」と言うと、ずっと平和に仲良くやってきた感じ。それが悪いとかではないのだが、なんとなくしっくり来ない。

 

対して「同期」。

もちろん仲良くやってきたが、それ以上に、「一緒に作り上げてきた」「一緒に乗り越えてきた」というニュアンスが強い気がする。

「同志」や「戦友」のような感じだろうか。

背中を任せて戦えるような関係。

 

大学時代、私たちは「同期」として、時には切磋琢磨し合い、練習し、お互いをライバル視し、でも時には仲良く音を合わせたりもした。

よく一緒に飲みに行ったりもした。

 

大学3年時になると、私は部長に。Tはコンミスになることが増え、Mはパートトップになった。

(ちなみに、今も会う同期にもう1人低音パートのNの存在がある。Nについてはいずれ書こうと思う。)

 

部活をする上で、色んな問題も出てくる。

病んでしまう時期もあったが、同期と鳥貴族で愚痴を言い合えば、なんとか乗り越えられた。

なんとか乗り越えて、4年間を終えて引退できた。

 

だから、「友達」ではなく「同期」なのだ。

 

で、今回の「春の歌」は、千葉県某所のレンタルスペースで弾きました。

やはり同期、息がピッタリなのである。

事前に打ち合わせしたわけでもないのに、特に引っかかるところがない。

スムーズに弾けてしまったので、時間が余ってしまいました笑

(予想だと、もっとつっかかるところが出てくるかと思ったのですが……)

 

その余った時間でだべったり、適当にゆるーく過ごしてました。

で、その時に私は「あー、今後もこういうのがやりたいな」と思いました。

 

最近、私は複数の社会人サークルをかけ持ちして、忙しく行き来していたのですが、こうやってゆるく、好きな人達と演奏するのも悪くないなーと思いました。

 

また、私の中にあった、

マンドラを続ける=社会人団体に入っていなければならない

という方程式が崩れました。

無理に舞台に乗らなくたって、仲間内で弾くだけでもマンドラを弾き続けられるじゃないか……と。

 

せっかくの機会だから……ということで、「春の歌」は最後に録画しました。

1日のみで、少し荒削り感はありますが、素敵な演奏になったと思います。

大好きなスピッツの曲を、大好きな同期たちと弾くことができてめちゃくちゃ嬉しかったです!

(自室で録画見ながらニヤつきました笑)

 

録画を終えたあと、私たちは近くの鳥貴族へ。

楽器を弾いた後の飲みって最高なんですよね笑

 

ゆるく弾いて、たくさん食べて。

全力で「あー楽しかった!」と言える一日でした。

 

忙しさの中で、最近の私は「楽器を弾きたくないな」「楽器を弾いても楽しくないな」という気持ちになっていました。

が、同期の力は偉大ですね笑

 

今後はもっと活動のハードルを下げて、「ゆるく」楽器を弾けたら良いなと思います!

 

以上です!