夜のひとりごと

26歳平凡女性の日常をつらつらと。

微・繊細さんのわたしの話

こんばんは。

よあけるなです。

 

3連休明け、「嫌だな〜」と思いながら出勤しましたが、いざ職場に着いて仕事を始めると大したことがないことが多いわたくしです。(?)

 

また、初めての業務の前日は心臓バクバクで眠れなくなったり、資料やマニュアルを集めまくったり、失敗する場面を想像しては、それぞれ対処法を考えたりしてしまうのですが、いざ業務をしてみると全然大したことがないとか。

そういうこともけっこう多いです。

 

いわゆる、「心配性」。

 

そして、「心配性」なくせに、周りの人に聞きたいことも聞けないこんな世の中じゃポイズンなのがわたくしです。

 

「話しかけたい!」と思うなら、さっさと話しかければ良いじゃん!!

と思う方もいるかもしれませんが、

「あの人は今は忙しそうだ」

「あの人はイライラしてそうだ」

「あの人はもうすぐ(休憩で)席を立ちそうだ」

などなど……

人の一挙一動を見ては、ぐずぐずしてしまいます。

 

また、共感力が高めなのか、イライラしている人、怒られている人、疲れている人の近くにいると、その感情のエネルギーを感じ取ってしまい、疲れてしまいます。

 

職場ではいつも気を張っているので、家に帰るとぐったりしてしまいます……汗

家では1人で過ごしたいです。

 

 

昔からこの傾向はありましたが、はっきりと自分の性質を認識し始めたのは、社会人になってからのことです。

 

社会人になりたての頃、私は常に上司の顔色を伺い、怒らせないように気を張り、なのにコミュニケーションは上手く取れず、報連相もまともにできないという最悪な状態にいました。

緊張しすぎて、言われたことは全然覚えられないし、緊張によるミスも続きました。

 

もしかして、自分っておかしいのではないか?

 

一時、「もしかして発達障害なのでは?」と思い、それに関する本を読んでみたのですが、いまいちピンときませんでした。

 

発達障害ではない。

心身ともに不調なわけでもない。

なのに、周りの人と同じように仕事ができない。

 

もしかして、自分は根っこからのダメ人間なのではないか。

絶望を感じました。

 

前置きが長くなりましたが、私は自身を「HSPなのではないか?」と疑っています。

(※HSP…「Highly Sensitive Person」。生まれつき繊細な人のこと。「深く考える」「刺激に敏感」「共感性が高い」「些細なことに気がつく」といった特徴を持つ。5人に1人程度の割合で存在するといわれている。最近では、親しみを込めて「繊細さん」と呼ばれることが多い。(「繊細さん」でない人は「非・繊細さん」と呼ばれる。))

 

思い返すと、コミュニケーションが苦手なのは、会話の内容を「相手のニーズに合わせよう」としてしまうから。

「相手が喜ぶこと」「相手が話したくないこと」を汲み取りながら話題を提供し続けた結果、「会話ってめんどくさい!」となります。

(会話の相手が気の知れた友達なら、テキトーな話題でも問題ないのでこういったことは起こりません。)

 

また、報連相ができないのは、

「誰に報告すれば良いのか」

「どのように報告すれば良いのか(たとえば、電話なのかメールなのか、など)」

「今話しかけたら迷惑なのではないか」

などなど、考えることが多すぎて、頭がパニックになっていたからなのでした。

 

 

毎日疲れる。

通勤電車では人混みに押され、近くの人のカバンの触感やイヤホンの音漏れ、周りの人のイライラした感情やため息が気になって落ち着かない。

職場では、コミュニケーションが取れないから、なかなか周りの人や上司と打ち解けない。職場の人同士でひそひそと話しているのが聞こえると、「きっと私の悪口を言っているんだ」と落ち込む。

商品を並べるときは、商品がきれいに見える位置を微細に調整する、お釣りを渡すときには、小銭の数が合っているか、慎重に確認してから渡す。

そんなペースなので、仕事は全然終わらない。

かといって、ペースを速めようとすると慌ててしまい、ミスをしてしまう。

つらい毎日でした。

 

ある日、書店で「HSP」、「繊細さん」というワードのついた本を見つけます。

買って読んでみると、私にあてはまることが多く、驚きました。

また、HSPは疲れを感じやすいのですが、それに対する対処法も書かれていたので心が救われました。

ようやく、自分が何者なのか、どういった性質を持つのかがわかった気がしました。

 

確かに、自分をHSPと認識することは、自身をコントロールしやすくなったり、疲れやストレスへの対処法がわかったので良いことだったと思います。

 

ですが、その一方で

「私って、本当にHSPなのだろうか?」

とも思うのです。

 

なぜなら、

「私、そんな素晴らしい人間じゃないよ!!」

と思うからです笑

 

「繊細さん」に関する本には、

HSPは些細なことでもキャッチできる

・直感が鋭い

・わずかな変化にも気がつく

・慎重なのでミスしにくい

・観察力がある

・表現力がある、芸術の才能がある人が多い

などなど、素晴らしいことが書いてあるのでですが、どうもこの辺は私に当てはまる気がしないのです。

(めちゃくちゃミスしてたが!?

あと直感力も、観察力も、表現力も、誰かくれよ!ってレベルです笑)

 

まだまだ自分がわからないですが、今のところは「微・繊細さん」として生きようかなと思います…(適当)

 

今日はここまで。

「繊細さん」「HSP」に関する記事はまた書いてみようと思います。